コロナ自粛で、片付けをしていたら、昔観た映画のプログラムが出てきた。暇なので、その中の一つをAmazon プライム・ビデオで観てみた。
タイトルは、『サブウェイ123 激突』。デンゼル・ワシントンとジョン・トラボルタの共演している作品。2009年公開で、どこかの映画館で観た記憶は残っていた。
ジョン・トラボルタ率いる一味が、地下鉄を乗取って、ニューヨーク市から大金をせしめようとする。その交渉相手になったのが、デンゼル・ワシントン演じる地下鉄司令室の男。
ハリウッド映画での交渉物は結構あるが、一般人がやるのは、それほど多くはないかも。大物俳優二人の演技が、緊迫感を上手く醸し出している。この作品でも思うことだが、ジョン・トラボルタの悪役の演技がとてもうまくハマっている。いつから悪役系統になったのかよくわからないが、たまに見かけると、悪役の作品が多いような気がする。
二人の交渉過程の緊迫感と、身代金を運ぶ場面の緊迫感、最後の逃亡シーンの緊迫感と、最初から最後まで飽きさせることのない展開になっている。
ラストシーンは、ネタバレになるので、詳しくは触れないが、ジョン・トラボルタの優しさなのか、心境の変化なのか、悩ましい感じです。